2007年11月30日金曜日

アニマルセラピー



動物に触れると、脈拍数や血圧が安定するなどのリラックス効果があり、また痴呆やある種の精神障害にも回復への大きな後押しとなり、コミニケーションの扉を開くきっかけになるといわれています。

1980年には医学者エリカ・フリードマンの研究で、心筋梗塞の発作1年後、動物を飼っている患者の延命率が、飼わない患者の3倍も高かったという報告がされました。

これらの効果を応用したのが、前出のアニマル・アシステッド・セラピーです。

一口にアニマルセラピーと言っていますが、次の二つに分けられ、定義されています。

              <アニマル・アシステッド・アクビティ>
                (動物介在活動)
対象者の身体的、精神的生活の質を向上させるための動機付け、教育やレクリエーションのための機会を提供することを目的として実施される。ボランティア活動として行われることが多い。

              <アニマル・アシステッド・セラピー>
                (動物介在療法)
人の医療及び動物医療の専門家の協力によって実施、指導される医療行為。対象者の回復等、治療においての目標が設定される。専門知識が不可欠になる。